保険のムダ見直したい

保険のムダ見直したい

あなたは、ちゃんと理解してから保険に加入していますか?ムダな保険は早めに見直しましょう!

保険選びを間違うと将来大きく損をすることも

通常、たいていの人々がある程度の年齢に達したり、就職や結婚などを機会に将来や病気などのリスクに備えて保険に加入します。

しかし残念ながら、保険の内容に関してあまり詳しく理解をすることなく、保険の営業や知り合いなどに「ただ勧められるがまま」に加入しているケースも多く見られます。

当初は、たかだか月々数千~数万円程度の保険の支払いだと甘く考えているかもしれませんが、選び方を間違った保険が原因で長期間さんざん支払ったあげくに「保障額の引き下げ変更」や、最悪の場合「途中解約」などを選択せざるを得ないこともあります。もちろんそうした選択は、保険契約において「損」でしかありません。

実は保険は人生において家(住宅)の次に大きな買い物ともいわれ、(加入する年齢にもよりますが)その総額は1,000万円以上にものぼります。

長期間をかけて大金を支払ったにもかかわらず、「十分な保障が受けられない」などといった事態は絶対に避けたいものです。

そういったことにならないように、「保険料の支払い総額はいくらになるのか」「どのような保障内容があるのか」などは最低限知っておく必要があります。

しっかりと自分で保険の契約内容を理解しておくことが大事

多くの人が、ムダに難しく書かれた保険の設計書やパンフレットの内容を読んで「難しい」「よくわからない」などと感じてしまい、「プロ(保険営業)の言うことだから間違いないだろう」と最終的に説明をそのまま鵜呑みにしてしまう傾向があります。

例えば終身保険に加入する際、営業担当者から「(満期までの)保障額はなんと○○千万円です!」「(その時点の)保険料はわずか月々○万円です!」といった聞こえの良いポイントだけを説明されてなんとなく納得して、たいていの人が「その保険に合計で一体いくら支払うのか」「保険料を払い終わったあと以降の終身保障額などはどうなのか」といった重大なポイントの確認を怠りがちです。

保険には主契約(終身保険など)に定期保険(特約)がセットになっているものが多くあります。かんたんに言い換えると、主契約が「貯蓄」で定期保険は「掛け捨て」にあたります。当然ながら、貯蓄は「将来に残るもの」で掛け捨ては「消えて無くなるもの」です。

つまり、保険料の掛け捨て部分の支払い比率が高かったり、そればかりの保険では将来保険の満期後に残るものはほぼありません。もちろん、保険は掛け捨てで貯蓄は望んでいないというのであれば話は別ですが・・・

さんざん支払ってきて「最後には何も残らなかった」「保険料がムダになった」といったことにならないよう、しっかりと自分で保険の契約内容(満期後の保障)を理解しておきましょう。大事なお金は自分自身で守らなければいけません。

最低限知っておきたい保険選びのポイント

最近では携帯電話の契約などにおいても大手キャリアのショップで店員に言われるがまま、(余計なプランやムダなサービスがくっついた)契約を結ぶ人も少なくなってきています。それは、ユーザーが好みで多彩な選択肢の中から特定の機種や格安SIMの使用などを組み合わせることで、月々の使用料金を安く出来ることを知っているからです。

これを保険に置き換えて同じことが言えます。例えば、不要な特約が付属したものは選ばず「単体保険」を選べば余計な保険料を支払う必要はありません。あれこれ特約が付いていれば一見得のように感じますが、実のところ不要なものがほとんどです。

また、見た目上最初は月々の保険料が安く設定されている「更新型保険」などにも注意が必要です。最初は安く設定されていますが、10年後や15年後といった更新時に保険料は倍近くに跳ね上がっていき、最終的な支払い総額はほかのシンプルな支払い形態よりも高くなるようになっています。他にも、保険料の支払い期間が人生の最後まで続く「終身払込」も長期間になりがちという理由から同じく不経済です。

今現在、以上のような保険契約を結んでしまっている方は出来るだけ早く変更することをお勧めします。ただし、その際注意が必要なのは今契約している保険会社ではなく、公正な提案をしてくれるファイナンシャルプランナーなどに相談しましょう。同じ会社相手では「良い結果は期待できないであろう」からです。

保険は長生きに対する備えも考慮しておく必要がある

2016年の厚生労働省のデータでは、日本人の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳と発表されています。もちろん、あくまで平均寿命なのでさらに長生きをする人もざらにいます。

一般的に生命保険では、定年退職を迎えるであろう65歳までを一区切りに設定していることがほとんどです。もしも平均年齢まで生きると考えれば、そこから15~20年程度の備えも考慮しておくべきかもしれません。こればっかりは正直予測もつかないことですが・・・

保険以外で預貯金など資産に余裕があれば別ですが、蓄財型でない定期保険などの「掛け捨て保険」などで過ごしてきた人にとっては大きな問題となります。

このように、長生きに対する対策としては65歳の現役までに保険料の支払いが完了し、かつある程度の蓄財が可能な保険を選択しておくことが理想です。長生きしそうな人はこういった事態も考慮にいれておいた方が良いかもしれません。