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レバレッジ規制と各社の対応

今回は、間近に迫ったいわゆるレバレッジ規制に対してのFX業者の対応や、取引ルール変更等について解説したいと思います。

今回の金融庁によるFXの規制で、2010年8月1日よりレバレッジが最大50倍(想定元本の2%以上の保証金が必要)、2011年8月1日よりレバレッジが最大25倍(想定元本の4%以上の保証金が必要)となります。参考 → FXの規制について

当然ながらその規制に伴って、各FX取扱会社において取引ルールの変更があります。

当サイトでも紹介している主なFX業者の主な変更点について、以下にかんたんにまとめてみたので参考にしてください。

外為どっとコム
・独自のロスカットシステムである「NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットレベル」の追加
・ハイレバレッジコースの「FXステージ」の「レバレッジ100」が廃止となり、「レバレッジ25」と「レバレッジ40」の2つが追加。「外貨ネクスト」に「レバレッジ25」と「レバレッジ50」が追加
・2010年7月19日より規制に対応した取引ルールの運用開始

マネーパートナーズ
・ハイレバレッジコース(L100倍)が法人コースに変更。「パートナーズFXnano」はスタンダードコースのみに
・2010年7月19日より規制に対応した取引ルールの運用開始

セントラル短資FX
・2010年7月9日でハイレバレッジコースの「FXハイパー」のサービス終了(FXダイレクトに移管)
・2010年7月26日より規制に対応した取引ルールの運用開始

FXプライム
・「選べる外貨」に15万円コースが追加
・2010年7月19日より規制に対応した取引ルールのシステムの仮運用開始

外為オンライン
・3つのコース(L200,L100,L50)が「L50」コースのみに。新しく「L50R」コースの追加
・2010年8月1日より規制に対応した取引ルールの運用開始

まず、各社とも当然ながら最大レバレッジが50倍(2010年8月1日まで)になるので、それ以上のコースは廃止となります。(規制対象外の法人向けサービスは異なります)

規制対応後の「米ドル円」の必要保証金は、約20,000円~となります。(ほとんどのFX業者とも1ドル100円を想定して算出しているようです)

次に、特に重要なのが「ロスカット」について考え方を改めることが必要です。

今までであれば、とりあえず必要保証金を預けてロスカットレベルまで保証金を減らさないよう管理していればよかったのですが、今回の規制後は「実効レバレッジが50倍以上」となってしまった段階で「強制決済(強制ロスカット)」となってしまいます。

わかりやすく言い換えれば、必要保証金=ロスカットレベルとなるので、保証金(証拠金)には常に余裕が必要となります。※業者や実勢レートにより異なる場合があります

各社とも保証金(証拠金)の判定は営業日の早朝に実施し、保証金が不足しそうな場合は追証(マージンコール)の発動、追証(追加入金)がない場合は強制ロスカットといった流れになります。

実際の規制の適用は2010年8月1日からですが、規制への対応もFX業者により異なり、早いところでは実質2010年7月19日くらいから対応が始まります。

すでにFX取扱会社に口座をお持ちの方には、FX取扱会社より通知がなされているかと思いますが、今現在の保証金に余裕のない方は少し早めの対応が必要になってきます。

今回のレバレッジ規制により、FX業界全体はもちろんのこと、私たち個人投資家自身にもいろいろな意味での適応・変化が求められるでしょう。

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